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出世競争に負けた!昇進が叶わなかった時の対処法

しんたまです。

 

「出世に関しては、もう見込みがない。今の役職が限界だろうな。。」

アラフォーになると会社の中の自分の限界が見えてきます。

 

特に大企業は競争が激しい。

 

優秀な先輩、同期、そして後輩。

少ない椅子を取り合うわけですので、確率的に昇進できない人の方が圧倒的に多いです。

 

「出世競争に負けた時、その後をどう生きるのか」

 

ここでは、生き方のパターンと考え方について紹介します。

 

 

1.なぜ人は出世をしたいのか

近年では出世を望まない人が増えています。

上司を見ると、その上司と部下に挟まれて、残業や休日出勤もいとわない姿を見ると、「ああはなりたくない」と思うのも致し方ありません。

 

それでも「出世をしたい」と思うのは「給与アップ」と「やりがい」ではないでしょうか。

 

同じ会社で40年働く前提だとして。

残り20年ある場合、これ以上給料が上がらない、同じ仕事を続けることになる、という中でモチベーションを保つのは難しいです。

 

そのためサラリーマンは「給与」と「やりがい」を大きくできる「出世」を目標として日々がんばっています。

 

2.出世するメリット

  1. 給料が上がる
  2. 今より大きな仕事ができる
  3. 自己肯定感が上がる

 

1.給料が上がる

出世をすると、今より給料が上がります。

ほとんどの人は生活費を得るためにサラリーマンをしているため、このメリットが一番大きいでしょう。

 

2.今より大きな仕事ができる

出世により管理職になれば責任が増えるとともに、現状より広い範囲の仕事を任されます。関係部署と連携して、部下に指示を行い、グループやチーム単位で仕事をすることになります。

 

3.自己肯定感が上がる

「課長」という役職以上になれば、社内的にも世間体に聞こえがよく、自己肯定感が上がります。立場が人を作るというように、役職があることで仕事に一層身が入る場合があります。

 

3.出世のデメリット

  1. 部下の管理責任がある
  2. 結果責任を問われるようになる
  3. 責任が増えるわりに給料が増えない場合がある
  4. 会社側の人間になる

 

1.部下の管理責任がある

管理職になると、部下を管理して結果を出さなければなりません。

今までは自分一人でプレイヤーとして仕事をしてきた人が、急に部下の管理をしなければならないのです。しかも自分の仕事も進めながら。

 

2.結果責任を問われるようになる

部下が結果が出せなければ、自分の責任になります。

 

3.責任が増えるわりに給料が増えない場合がある

昇進して、ついに年収1,000万円!と喜ぶのもつかの間。

社会保険や税金により思ったより手取り額が変わらない場合があります。

 

4.会社側の人間になる

管理職になると組合員から外れ、会社側の立場になります。

つまり、会社からクビと言われたら辞めるしかありません。

組合員であればかなり守ってもらえる立場だったのに、昇進とともに経営側になると、会社の業績に悪くなると自分の立場も悪くなります。

 

4.出世競争に負けた時の対処法

 


役職は上に行くほど少なくなってきます。

誰でもどこかで出世競争に負ける時がやってきます。

その場合の対処法方を紹介します。

  1. 現状を受け入れる
  2. 引き続き同じ部署へ勤める
  3. 環境を変える
  4. 副業を開始する
  5. 新しいスキルを学ぶ

 

1.現状を受け入れる

落ち込んでいても状況は変わりません。まずは冷静に、現状を受け入れましょう。

 

「後輩のあいつが課長になった。俺は出席競争には負けた。くよくよしていてもこの状況は変わらない。あいつは入社した時からずっと苦しい中頑張っていたんだ。俺はあいつほど頑張れていたか?仕方ないじゃないか。」

 

スタートはここからです。

出世できなかった結果は変わらない。

今の現実をどう捉えて、どのように行動するかです。

 

少しだけ会社から離れてみるのもアリです。

数日間でもいいので会社から離れる時間をとってみましょう。

有休があれば使えばいいのです。理由は仮病でいいです。

落ち着いて自分と向き合うことで、冷静に物事を考えられるようになりますよ。

 

2.引き続き同じ部署へ勤める

これからも会社員人生は続きます。

いきなり環境を変えるのは難しいので、同じ部署へ勤める人が大半でしょう。

 

3.環境を変える

どうしても不満があるようなら、環境を変えるのがいいです。

 

3-1.社内異動

同じ会社でも、別の業務が肌に合っている場合があります。

社内異動の機会があるなら積極的に手を挙げて見ましょう。

 

3-2.転職

思い切って環境を変えるのならば、転職を考えるのも手です。

35歳を越えると転職は難しいという定説がありますので、いきなり退職するのは避けて、まずは自分の市場価値を分析して見ましょう。

 

4.副業を開始する

この機会に、会社以外の仕事を始めるチャンスかもしれません。

今はインターネットのおかげであらゆる副業がリスクを少なく開始できます。

 

会社の規定で「副業禁止」となっていても、法的には問題ありません。

会社にバレないようにして、住民税は個人で払えばいいのです。

※公務員は副業禁止なので気をつけましょう

 

出世するより大きな収入を得られる可能性があります。

個人的には、会社員として給料をもらいながら、副業で5〜10万円の収入を狙って行く「ハイブリッド型」をオススメします。

 

5.新しいスキルを学ぶ

これからの時代、いざとなった場合のスキルがあった方がいいです。

「資格」を取るよりも、「スキル」を身につけましょう。

 

例えば「英語」。最新のIT情報は英語圏からスタートしています。

英語ができればいち早く最新情報にアクセスできます。

 

または「プログラミング」。

プログラムが書けて、英語もできれば世界を相手に仕事ができますね。

 

同じ会社でサラリーマンだけをやっていても、その会社でしか通用しないスキルしか身につかない場合がほとんどです。

 

労働組合に守られていても、会社の業績が悪化した場合、リストラの対象になることはゼロではありません。

 

出世競争に敗れた今がいいチャンスです。

会社に頼らなくても生きていけるスキルを身につけて、会社を見返してやりましょう。

 

5.まとめ

出世競争に敗れた時は、まずは現状を受け入れましょう。

落ち込んでいても事実が変わりません。

 

この状況をプラスに捉えましょう。

 

出世すると重い責任と会社側の人間になることが多いですが、

出世しないことで、大切な家族と過ごせる時間や精神状態が保てます。

 

新しいことをスタートするいい機会です。

もしかしたら、生涯かけてやりたいことが見つかるかもしれませんよ。

 

希望を持って過ごせる環境を作りましょう。

 

追伸

ついに後輩が先に出世することになりました。

そして、自分が出世する道は閉ざされたことを意味します。

 

落ち込んでいても現実は変わらないのでポジティブに捉えます。

 

たまたまこの会社の求める管理職像と違っただけで、

人間として否定されたわけではありません。

 

出世をしないことで、精神的な健康は保たれます。

これをチャンスと捉えて、新しいことにどんどんチャレンジします!

 

うん、前向きでよろしいこと。