お正月とは?お年玉など正月行事の由来を分かりやすく解説!
さぁ2023年!
早いですね〜。
2023という数字を見ると、すごく未来に見えます。
昭和生まれはみんなこの感覚ははず(笑)
そもそも「正月」とはどんな意味?
お正月の行事である「お年玉」や「初夢」などの意味は?
普段はこんなこと気にしないけど、正月になるとふと疑問に思ったけど
自分で調べるのがめんどくさい!
ご安心ください。
そんなあなたへコンパクトに解説させていただきます。
1.正月とは
本来「正月」とは新年最初のひと月のこと、つまり1月の別称です。
現在では正月行事をする期間を「正月」と捉えることが多く、1月7日の松の内までや、1月15日の子正月までを指すようになっています。
正月は「年神様」をお迎えをして、おもてなしをして見送るための伝統行事が多くあります。年神様は新年を司る神様です。元旦に家にやってきて、1年の幸せや健康をもたらしてくれるとされています。
2.お年玉とは
大人になっても欲しいもの、それはお年玉ですよね。
お年玉は今では大人から子どもへ現金を渡す習慣になっていますが、もともとは年神様から新年に新しい魂である「年魂(としだま)」を授かることをいいます。
年神様は鏡餅などのお供え物に宿ります。お供え物を分けたものを「年塊(としだま)」で、これを家長が「御年魂(おとしだま)」として家族に分けて、1年を元気に過ごす活力を与えました。この餅玉を食べる料理が「お雑煮」です。
お餅からお金が主流になったのは昭和30年代考案の高度経済成長期の都市部からと言われています。
3.おせち料理とは
おせち料理とは「節供(せちく)料理」の「御節供(おせちく)」の略で、もともとは折々の節日の神様に供える料理のことをいい、お正月だけのものではありませんでした。今では節日の中でも最も重要な正月の料理を指すようになり、「おせち料理」と呼ばれるようになりました。
年神様にお供えをして、五穀豊穣、家族の安全と健康、子孫繁栄をお祈りするために、一品ごとにそれらの願いが込められています。
例えば、数の子は子孫繁栄、黒豆は健康でまめに働けるように、というような願いが込められています。
新年を迎えられたことに感謝して、家族やお客様と楽しくいただきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お正月の意味や行事の由来を紹介しました。
日本には季節ごとに行事がありますが、由来を知ることで捉え方も深くなりますよね。
親戚の子どもにお年玉をあげないといけない〜と、少々ネガティブに捉えてしまうかもしれません。
しかし、年神様から新年に新しい魂である「年魂(としだま)」を授かることが由来と知ると、気持ちを込めてあげたくなりますよね。
よい1年をお過ごしください!
追伸
おせち料理はなんであんなに高いんだ、イラネと思っていましたが、由来を知ると1品ずつ大切に食べたくなりました。
やはり「知る」ことは大事ですね。
2023年。どんな年になるのかな。
未来は自分からつかみに行きましょう〜!