ボーナスはなぜもらえるの?仕組みと理由をかんたん解説
しんたまです。
サラリーマンにとって、ボーナスは嬉しいですよね。
僕のボーナスはすべて奥さんに強奪されて家庭に入りますが
それがパパの役目ですよね〜(涙目)
「ボーナスってなんでもらえるの?」
ふと疑問に思ったことはありませんか?
ここで簡単に解説します!
1.ボーナスとは
固定給が支払われている労働者に対して、定期給与とは別に支給する給与のこと。
賞与や特別手当の名称が使われることもあります。
大きな会社では毎月の給料の数ヶ月分をもらえることもあります。
企業が一定水準以上の利益を上げた場合に、
従業員に利益を還元するために支払う一時金です。
2.ボーナスの起源
江戸時代の習慣「お仕着せ」であると言われています。
お仕着せとは、主人が奉公人に着物を与えること。
住み込みで働く奉公人のお休みのお盆や正月に田舎へ帰る際に、身ぎれいにしてお帰りくださいという意味を込めて主人から支給されるものです。
3.ボーナスの仕組み
ボーナスの支払い時期や支払い回数に規定はなく、ボーナスが支給されない企業や複数支給される企業もあります。一般的には、夏や冬に年1〜2回支給する企業が多いです。
ボーナスは業績によって金額が左右されるため、従来は支給されていても業績悪化で金額が下がることや、場合によっては支給が停止されてしまうことも考えられるので注意が必要です。
大きな会社では、会社を経営する人たちと、働く人たちの代表である労働組合が話し合って決めています。交渉の結果、ボーナスが増えたり減ったりします。
企業はボーナスの支払い義務はないため、メリットとデメリットを天秤にかけて支給の有無を決めています。
4.ボーナスがある理由
まず言われているのが、インセンティブ(人を動かす力)効果です。
一生懸命働くことで会社の業績が上がり、一人当たりのボーナスの額が大きくなる。
また、同僚より目覚ましい働きをすれば、査定によって平均より多くボーナスが貰える。そのため、定期的に社員のモチベーションをキープできるのです。
もう1つの理由としては、人件費を変動化する効果があります。
年間の給与を月給のみにしてしまうと、総額が固定されてしまうので、不況の時は直ちに解雇をして人員を減らさなければならなくなります。ボーナスが緩衝材の役割になっています。
5.メリットとデメリット
1.ボーナスある企業の場合
メリット
- 従業員のモチベーションを上げることができる
- 業績に合わせて人件費のコントロールを行いやすい
- 従業員側はまとまった金額を手にすることができ貯蓄をしやすい
デメリット
- ボーナスをもらってから辞める人が多いので離職が同一期間に固まりやすい
- 業績によって支給額が左右されるため従業員のモチベーションが下がる
2.ボーナスがない企業の場合
メリット
- 基本給が高めに設定されている
- 業績が悪くなっても月給が大きく下がることはなく安定した収入になる
デメリット
- ボーナスという目に見えるご褒美がなくモチベーションを上げにくい
- 大きな買い物や貯蓄ができにくい
6.まとめ
- ボーナスとは、定期給与とは別に支給する給与のこと
- 従業員に利益を還元するために支払う一時金
- 企業はボーナスの支払い義務はない
- 業績に連動している場合が多いので、出ない場合もある
- インセンティブ(人を動かす力)効果と、人件費を変動化する効果がある
会社としてはボーナスがあった方が、従業員のモチベーションにもなりますし、毎月の給与を下げられるのでメリットがありますね。
ボーナスがもらえると、単純に嬉しいので、今後も続けてほしいですね。
残業代カットしてるんだから、ボーナスはちょっと上乗せしてね!
追伸
今回も何とかボーナスありました!
ホッとしたわ〜
奥さんに渡す前にちょろまかしたいけど、
ちゃんと渡しますよ〜(シクシク)